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晩秋の4日間、100名のゲストに向けて、京都のお庭、隠れ寺、そして山々を舞台に、新たな章が幕を開けます。

この旅の案内人は、禅の教えに深く根ざした日本の哲学「妙(みょう)」。それは、平凡な日常の中に静かに息づく「非日常」を見出すこと。緑の苔にのぞくうららかな光の中に、山の静寂の中に、そして、刹那の合間に。

4日間にわたり、
4つの物語が紡がれていく。

2026年10月22日

Arrival / Silence

静けさに入る

私たちは、心をひらいてこの地へと向かう。
どこからか携えてきた喧騒も、山々はただ、裁くことなく受け入れてくれる。

「外は広い、内は深い」

— 鈴木大拙『禅論文集』より

舞台は、東山の聖地から。

「未知なるワンダーは、どこに宿るのか。それは、あなたの内にあるのだろうか。

古来、京都が育んできた文化は、この問いを何よりも尊んできた。

さあ、あなたの精神の巡礼をはじめよう。

京都という文化の揺りかごから、
幕開けの儀式を、今。」

2026年10月23日

Attunement / Sensitivity

感覚が開く

2日目、私たちは調和していく。直感に導かれ、自らを呼ぶ声の方へ。「心」「自然」「音」を通じ、それぞれが自らの道を見出す。夕闇が迫る頃、その道は京都の中心で再びひとつに交わる。

霜降(そうこう):露が結んで霜となり、楓(かえで)が紅く染まり始める季節。

京都のまちで、私たちの集う場所を3つの道からひとつ選ぶ。

神道のしきたりを通じて導かれる「自然」。ひんやりと澄み渡る、自然の清涼な世界へ。

禅の庭で座す「マインドフルネス」。集いし者たちが佇む。ここの静寂は空っぽ(虚無)ではなく、満ち足りている。湧き上がるべきものが、ただ表面へと浮かび上がってくる。

地元の伝統に触れる「工芸」。集いし者たちは、手仕事の手技を通じて、自らの魂が表現すべき道を見出していく。

2026年10月24日

Encounter

自然・人・文化と出会う

職人、実践者、そしてアーティストたちが、この季節を祝うために集う。集いし者たちもまた、季節の息吹を肌で感じ、解き放たれた心でそこに加わる。朝から夜まで、星々、満ち溢れるクリエイティブなエネルギー、そして、そのすべてに宿る未知なるワンダー。

大原山荘

京都の北部、山々が間近に迫り、街の喧騒が消え去る場所に「大原山荘」は佇む。古来、貴族や詩人、そして僧侶たちが魂の癒やしを求めて訪れた地、大原。

タイの「ケーン」と、日本の「笙(しょう)」。遥か数千マイルの距離と、2つの古代文化に隔てられたフリーリード(自由簧)楽器が、ここ大原の地でひとつに溶け合う。

2026年10月25日

Realization

世界の見方が変わる

鞍馬の霊山にて。
夕刻の空の下、赤く染まりゆく京都を見下ろしながら。奉納演舞が、この集いの締めくくりを祈りと悟り、そして内省のひとときへと導いていきます。

鞍馬山、京都北部

私たちは、それぞれの時間の中で「妙(みょう)」を探求し、それぞれの言葉で、それを定義していく。